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MESSAGE #01

生産者の喜びを自分の喜びと感じる人に

私たちカミチクグループの使命は「世界中の人に生産者の想いと美味しさをつなぎ、喜びと元気を提供する」ことです。生産者の喜びとは「たくさんの人に食べてもらい、食べた人に喜んでもらい、元気になってもらうこと。」そんな想いを込めてつくった製品やストーリーには、喜びや苦労、仕事の素晴らしさがあります。それらが、世界中の人たちに伝わることによって、みんなが喜びに満ち溢れ、元気になれる。その橋渡しを行うのが私たちカミチクグループの使命です。それゆえ、私たちが求める人財は、「生産者の喜びを自分の喜びと感じ、生産者の苦労や努力に感謝の気持ちを持てる人財」です。カミチクグループは関わる全ての人と一緒に幸せになる。そんな経営を目指しています。

MESSAGE #02

根っこは生産者

両親が畜産農家で、そこに悪ガキ3兄弟がいました。私がその中の次男坊。
うちの親父はすごく前向きな人間で、農業に誇りを持っていました。
幼い頃から「農業は人の命の源をつくるすごい仕事だ」と教育されたものです。しかし、儲からない。「今は儲からなくても、親父の代で叶えられないことを兄弟3人で力を合わせて叶えて欲しい。長男坊はたくさんの牛を飼え。次男坊は兄貴がつくった牛をしっかり売れ。三男坊はそのお肉に付加価値を付けるために外食産業をやれ。」今で言う「6次産業化」の話を約60年前からしていました。しかも具体的に、前向きに明るく元気に。これがそのまま形になったのがカミチクグループであり、我々のルーツが畜産農家である所以です。

MESSAGE #03

農業は「食料産業」に

近い将来、世界人口は100億人になるといわれています。世界的な食糧危機が目前に迫る中、農業は今後最も成長する分野の1つになっていくでしょう。日本は山が多くあり水資源が豊富、農業をする上で有利な環境にあります。
カミチクグループでは約20年前※1から耕作放棄地と食品副産物を活用した国産の飼料製造に取り組んできました。当時「安い輸入飼料があるのに、なぜわざわざ国産の飼料を作るのか」と、疑問視する声もありましたが、円高やコロナウイルスなど世界環境が大きく変化している今、飼料の国産化を進めてきた当社は大きな注目を浴びています。
世界中で「食料」の価値が高まり、農業は大きな利益をもたらす産業となるでしょう。
本当に本物をまごころ込めて作り、製造加工で付加価値をつけて売り切る。これからの農業はチャンス溢れる食料産業です。安全で安心でおいしい牛肉や豚肉をいかに安く作るか、より効率の良い飼料製造を行うこと、完全な循環型農業を確立していくことを目標としています。

MESSAGE #04

第2ステージへ

1985年に4人ではじめた会社が、38年経った今※2では、グループ企業の数は国内外含め17社、従業員数は約1500名になりました。これからは荒々ながら創り上げた「6次化スタイル」を、より質を高めるとともに、海外展開を広げていく第2ステージに突入しました。これからは、事業継承を見据えて、35歳以下の世代にチャンスを意識的にどんどん与えていきます。自由な価値観、若い価値観で変化を恐れず思う存分にやってほしいです。ベテラン社員は指示命令ではなく、経験からの学びやアドバイスを与えてもらう役割を担ってもらうつもりです。

※1:2022年12月現在
※2:2023年1月現在

上村昌志 (代表取締役会長)
Masashi Kamimura

1958年8月31日
座右の銘
志は高く 絶えず謙虚に学び続け 誠実に事を成す

これからの未来を皆さんと

当社には、生き物が大好き・牛が大好きで日々コツコツと仕事に打ち込む人もいれば、世界情勢を鑑みて「自分が農業を変えるんだ」という志を持って入社し、会社を先導していくような人もいます。どちらも大切な「人財」であり、活躍しています。多種多様な考え方や価値観の人がいますが、活躍する社員に共通しているのは「素直で元気、謙虚で前向きな性格の人」だと感じます。そこに「何をしたいか」が加わるととてもいいですね。間違いなく成長・活躍します。
私たちカミチクグループは、1次産業から3次産業までを一貫して行う『6次化スタイル』を推進しています。この『6次化スタイル』は、生産者と世界中の人たちをつなぐという私たちの使命を達成するために非常に重要なスキームです。しかし未だ課題が山積しているのも事実です。私は、それらの課題解決には、これから出会う皆さんの力が必要だと本気で思っています。皆さんの、様々な視点、経験、熱意で、私たちの『6次化スタイル』を磨き上げ、世界中の人が喜びと元気に満ち溢れた、そんな未来をつくりましょう。